フランス・ルルドの泉へと誘われ Lourdes DAY1.2014.10.01
フランス・ルルド,パリ旅行記 2014 過去記事
1.フランス・ルルドの泉へと誘われ 〈序〉
2.フランス・ルルドの泉へと誘われ Paris 2014.09.30
◆フランス・ルルドの泉 DAY1.2014.10.01◆
◇タイムスケジュール◇
7:00* 起床
8:30* 聖域
9:00* 水浴
11:00* 礼拝
12:00* 休憩
14:00* 小ルルド教会
14:30* 聖域
18:00* ホテル
21:00* 就寝
翌朝、起きたのは7時頃。
時計を見たらその時間だったのですが外はまだ真っ暗だったので、時間が間違っているのか?と調べたけれど合っているし・・・・・・どういうことなんだろう???
どうも夜明けの時間がとても遅いみたいで、午前8時にならないと日が昇ってこないみたいです。
そして、夜も20時くらいまでは明るいのです。
最初はビックリしますね~
目が覚めたので起きて朝食をいただいて、8時頃にホテルを出ることに。
ようやく明るくなってきた~
ホテルの前にある要塞の跡。
ここからはルルドの街を一望できるみたいで、上までエレベーター(有料)で登れるらしいです。
そして、修道女の生活やルルドのことが展示されているピレネー博物館があるということでした。
でも、結局あまり興味が湧かなかったので、ここに登るのは旅行全体を通じてスルーしました。
街のおみやげ屋さんが開店するのは、人が増えてくる9時頃から。
この時間・・・午前8時に開いているお店はありません。
人氣のないお店の前を通って聖域に近づいてきました。
先にロザリオバジリカ聖堂が見えてきました。
写り込む旦那さん
聖域の中、そして前を流れているポー川。
この川の流れがあることで聖域が常に清浄な空氣に保たれてる部分もあるように思いました。
聖域の正門。
夜の間は門が閉まるのだそうですが、守衛さんに言えば入ることはできるそうです。
ロザリオバジリカ聖堂
ここはルルドの泉、聖母マリアが降りられた場所を護るために造られた大聖堂です。
大聖堂の裏側の下にルルドの泉があります。
ロザリオバジリカ聖堂はとても優美な造りで、中もとても美しいです。
朝日に照り映えた姿がとても美しくて、しばらく見入ってしまいました。
ロザリオバジリカ聖堂に真向かう形で建てられている聖母マリアの像です。
日の出で逆光なので、あんまり綺麗には写っていないですね~
聖域から城塞の方向を撮った写真。
この日の朝は雲が多かったので、太陽ははっきりと見えませんでしたが、ようやく美しい太陽の光をルルドで見ることができると思うとワクワク^^
ロザリオバジリカ聖堂の中にお祀りされている聖母マリアの像。
このマリア様を夜のろうぞく行列の時にお神輿のように担いで行進されます。
聖堂の内部
厳かで周囲のモザイクがとても美しい!
マリア様を感じてめちゃくちゃ氣持ちいい~写真を撮ってもよいみたいなので、まわりにあるモザイクを順に撮影してきました。
大聖堂に入った時に正面に見える聖母マリアと天使のモザイクです^^
上のバラ窓から美しい光が射してきます。
中央の赤い十字と周りの青い色のバランスが絶妙で美しい
しかし、外が雲がかかっていて少し薄暗いので、中も薄暗いですね。
ロザリオバジリカ聖堂内部のモザイク
この聖堂中心部の天井を囲むようにして飾られたモザイクは、キリストおよびマリアの生涯における15の出来事を表現しているのだそうです。
そして、それぞれ5つずつ“歓喜”、“悲しみ”、”栄光”の出来事を表しているのだそうです。
とても細やかな造詣で、これはもう信じられない程の神の仕事ですね。
こういう感じで並んでいます。
美しい~感動~
ロザリオバジリカ聖堂の外面
ロザリオバジリカ聖堂の横を流れるポー川
ルルドの泉
ルルドの泉は、聖ベルナデッタの前に御姿を顕した聖母マリアの18回の出現の中の9回目の出現があったとされる1858年の2月25日に、ベルナデットが貴婦人(聖母マリア)の指示に従って泥水を掘り返し湧き出たものなのだそうです。
マッサビエル洞窟の上にある聖母マリア像のある場所にマリア様が降りられ、下の大きなろうそくが立てられている所から聖ベルナデッタがマリア様を見上げていらっしゃるお姿は、ルルドの象徴的なお姿になっています。
ここでも度々ミサが行われています。
それ以外の時は、写真に写っているように多くの方が並んで泉を見たり、壁に触ったりしています。
この後、水浴に行きました。
この日は1時間半位並んでから水浴することができました。
水浴は、月曜日から土曜日までは8:00~11:00、14:00~16:00の2回、日曜日だけ14:00~16:00ということになっていました。
9時から水浴だと思い込んでいた私たちは、9時に水浴場に到着したのですが、表示を見ると8時からになっていて・・・・・・行った時にはかなり並んでいました。
水浴場は男女別になっているので、待ち合わせをしていたのですが、私が終わるのがかなり時間がかかったので、結果的に1時間以上待ってもらうことになりました。
水浴するまでの並んでいる間中、ずっと聖なる歌や詠唱を行っていて、わからないなりに歌の所とかは合わせて歌っていました。
水浴は本当にほんの一瞬お水に浸かる感じです。
水浴する場所は10部屋あり、着替える部屋と水浴する部屋はカーテンで仕切られています。
着替える部屋に入ったら、真っ裸になるのですが、この時に他の人に裸を見られないようにヘルパーの方が身体を青い布で隠してくれます。
水浴はとても多くの方がサポートをされていて、英語もほんの少ししかわからない私にもとてもやさしく接してくださいました。
真っ裸になると、右手にブラジャーを持ち、先ほど身体を隠していた青い布で身体を覆い隠した状態で呼ばれるのを待ちます。
手招きされたら進み出て、カーテンの向こう側の水浴場に入ります。
言語を聞かれて、通常であればそこでマリア様への祈りの詠唱を捧げますが、フランス語も英語もスペイン語もイタリア語も話せない私は英語でガイドしていただきました。
青い布を後ろのガイドさんが持って両脇にいるヘルパーさんが白い布を身体に巻きつけてくれて、それが終わったら水浴します。
プレイヤーと言われるので手を合わせて祈りを捧げ、お水に入ってマリア様の像にキスをしてくださいと言われるのでキスをします。
そして、ヘルパーの方にシットダウンと言われると座るのですが、座ると一瞬でヘルパーさんに引っ張り上げられます。
本当に一瞬です。
水浴自体は一瞬なんですが、水浴場の中での行動はすべてゆっくりと行ってくださいといわれます。
水浴が終わるとヘルパーさんがブラジャーを着けてくれ、再び青い布で包んでもらってから着替える部屋に戻ります。
タオルは持っていかなくて、そのまま濡れた状態で服を着るのですが、濡れたまま服を着ても後は不思議と全然大丈夫なんです。
どういう訳だかわかりませんが、ルルドのお水は濡れてもすぐに乾いてしまうみたいです。
ホテルにルルドのお水を持ち帰って毎日被りましたが、やっぱり普通のお水と違ってすぐに乾きました。
本当に・・・・・・不思議なお水です。
水浴をさせていただくと、とても身体が軽くなる感じがします。
水を飲むと細胞のひとつひとつが喜んでいる感じがして内側から変化する感じがするのですが、水浴は本当に神聖な儀式だと感じました。
ポー川の対岸。
広々とした広場になっています。
お昼が近づいてくるにつれて雲が晴れ、日が射してきました^^
大体私も旦那さんも晴女、晴男なので~こういう聖地に行く時はほとんど雨に降られることはありません。
パリでも飛行機が到着した時は信じられない位の濃霧だったけど、お昼になったら晴れてきていたし~こういうことも、そうなんだと思い込んでるからか、本当にそうなるのが不思議ですね。
振り向きざまをパシャ☆かなり素の旦那さん~
背中に背負っている大きなリュックサックに2リットルのペットボトルを2本と500ミリリットルのペットボトルを2本とか~かなりの重量を背負っております。
ポー川に架かる橋から撮ったロザリオバジリカ聖堂~
う、美しい~空の色も美しい~日本の空と全然違う~~~
これは、日本には湿氣があり、こちらルルドは湿氣が少ないから起こることのようです。
湿氣が少なくてカラッとしていると、空の色がとっても澄んで透明感があるように見えるのだそうです。
ロザリオバジリカ聖堂の対岸の建物
イタリア人カップルから写真を撮ってほしいと旦那さんがお願いされた~この旅中、旦那さんはめちゃくちゃお願いされていた
そのイタリア人カップルにお願いして、私たちの2ショット写真も撮っていただきました^^
親切な方で、何枚も色んな感じで撮ってくださったのだけど、この一枚をアップ☆
何か~旦那さん妙にキリリッ☆としようとしている感が・・・・・・固い(笑)
こちらはロザリオバジリカ聖堂の地下大聖堂の入り口のモザイク2つです。
あんまりうまく撮れていませんが~上の円形の部分はベネチアの職人に作らせたものなのだそうです。
ベネチアンビーズ好きの私はめっちゃ嬉しい~と言いたい所ですが、この時はそのことを知らなかった~帰ってきてから知りました(^^;
お天氣が良くなった後のロザリオバジリカ聖堂の内部
お天氣によって光の入り方が全然違うので~薄暗い雰囲氣の時も綺麗でしたが、晴れた時の内部はまたまたとても美しい~色んな雰囲氣を楽しめるようになっているのですね。
素晴らしい~
最初にモザイクなどの撮影をした時には水浴に行くために見学だけしてすぐに去ったのですが、ちゃんとここで瞑想したいね~ってことになって再び訪れました。
そうして瞑想をはじめようかなぁ~と思ったら、司祭様?3名が現れてミサがはじまりましたので、そのままミサに参加しました。
ミサはとても荘厳で、間に入る詠唱がとても氣持ちがいい~私はミサは初めてだったのですが、どうしてかすごく懐かしく馴染み深い、不思議な感覚がありました。
そして、最期に薄いおせんべいみたいなものをいただきました。
ロザリオバジリカ聖堂のパイプオルガン~ミサの時に流れていて~すごくいい音でしたよ。
ロザリオバジリカ聖堂正面の向かって左側のモザイク
大聖堂の上に登った所からの風景~右手に要塞が見えます
こちらは左手の方向の風景~空の拡がりや色が何とも心地よい~
この王冠の十字架の下が、上であった聖堂の中のステンドグラスの十字架の所になります。
綺麗だぁ~すべてが芸術的なのよねぇ~
ここからは、2階部分にある聖堂の中です。
教会にある御手水的存在?
ここのはリアル貝なのねぇ~何か素敵~
聖ベルナデッタの祭壇
たくさんのろうそくが捧げられていました。
こういう所って日本の神社仏閣とも共通しているのかも。
朝は逆光になっていた聖母マリア像~空の色といい感じでマッチしています
聖域に唯一ある聖なるグッズを販売している売店?の横にある像。
ここから一度ホテルに帰って、お水を置いてからホテル近くの小ルルド教会に行くことに。
これが私たちが泊まっていたホテルです。
1階はカフェ&レストランとして営業している所です。
観光センターの辺り。
各国の旗が掲げられていますが、日の丸はなかった・・・・・・残念。
確かに、私たちが来ている間には日本人の人とほとんどお逢いすることはなかったです。
一度だけ聖域でお逢いしたけれど、本当にそれだけでしたね。
珍しい時期なのか?それともルルドを訪れる日本人の数は確実に少ないのか・・・・・・よくわかりません。
ルルド小教区教会
中の写真は撮っていないのですけど、綺麗な教会です。
ルルド小教会は城塞を挟んで聖域と反対側にあり、私たちが泊まっているホテルから徒歩5分ほどの所にあります。
聖域のロザリオバジリカ聖堂からすれば小さく感じますが、歴史のある趣深い教会です。
しかし、入り口に物乞いの人が立っていたのには驚いた・・・・・・脇とかならともかく・・・・・・。
ルルド小教区教会の周りの街角。
建物の色とかがかわいい~
かわいい乗り物がルルドの街中を巡回しています。
通り過ぎちゃって撮り逃した!と思っていたら・・・・・・
こちらが正面から撮った写真~白地に青い色のバランスがとってもかわいい
噴水ですね。
ちょっと歩いていたので休憩しようということになり、ジェラートを食べることに。
お味は~ピスタチオとロシェのRaffaello味にしました~^^
美味しい~ピスタチオ味もロシェのRaffaello味もどちらも美味しかったです~
街中を横切るポー川
再び聖域に戻ってきました。
聖域の雰囲気氣やっぱりとても心地よいです。
何もしなくてもただいるだけで心が安らかになる感覚~本当にすごい所です。
何か準備されている感じで、前には聖歌隊のような人々が・・・・・・。
そうしていたら、どんどんと人がやってきて並びだしました。
みるみるいっぱいになってきて・・・・・・人がいっぱいになったら、聖職者の方の列が入場してきました。
この時もこんな大掛かりなイベント的なものがあるとは知らずに戻ってきたのですが、ちょうどいい位置が私たちの分だけ残っていて…導かれるようにその場所から見学することができました。
次の日もあるのかな?と想っていましたが、こういう形のものはこの日だけだったみたいです。
ラッキー☆
この後、ろうそく行列があるのですが、この日は色々と歩いたりしたので、ろうそく行列には参加しないで帰ることにしました。
ろうそく行列は毎日行われていると聞いていたので、また明日に見学するか参加するかしようということにしました。
このパン屋さんでフランスパンのサンドウィッチを買おうとしたのですが、どれもハムが挟まれてる・・・色々見ていたら、挟んでいないのはチーズのものとツナサンドのものだけみたいだったので、チーズとツナサンドを買ってみました。
ツナサンドが普通に美味しかった~そしてパンが日本のフランスパンとは違って本当に美味しい~小麦粉やバターが全然違うのかなぁ~という感じ。
レストランとかでどこか美味しそうな所はないかなぁ~と見て回りましたが、これという入りたいというお店がなく・・・・・・外食することをこの時点で諦めました。
日本から皆さんからおかゆやお味噌汁、スープ、デーツなど、色々な食品をいただいていたのと、自分たちでもドライナッツやドライイチジク、天然酵母のパンなどを持っていっていたので、外食する必要性もそんなにない位食料があったのです。
それにフランスパンがとても美味しかったので、5日間位なら美味しいお店で美味しいパンを色々食べるということでもいいのかも~という感じでした。
日本のパンだと毎日はいいかな・・・・・・と私個人的には想うのですけど、フランスのパン、特に焼き立てのパンは最高に美味しいです
2日目に続く~~~
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