能力開発≦精神性を磨くこと
よくお話しすることなのですが、人は例えばチャネリングの能力とかリーディングの能力とか特殊な能力を開きたがります。
今はそういうことを教える学校的なものもたくさんあったりして、誰でもがそれをやろうと思えばやれる環境にあります。
もちろん、誰もがそうした能力を持っているものですし、使えるようになることは悪いことではありません。
しかし、こういう能力を開く時に見落とされがちなことがあります。
それは、こうした特殊な能力を高めて活用する時には、精神性を高めることも併せて両輪で扱ってゆかないと後々痛い目に遭うということです。
能力開発 ≦ 精神性を磨くこと
人ってワクワク☆*ﾟ楽しく～♡みたいなお花畑的な感覚が好きですね。
もちろん、それでもいいのですが、そのお花畑脳でそうした能力だけを高めてゆくと、能力を行使するのにもっとも大切な精神性が育たないままに強大なエネルギーを行使できるようになるということなので･･････
少し考えればそれがとても危険性の高いことであるのはお分かりになると思います。
物事をフラットに見つめる視点が持てない状況で力を持つことは、とても危険なことです。
マインドの働きを意識的に見ることが出来ないのに、どうして適切に能力を行使することが出来るのでしょう？
エゴが悪魔的に働き、心の中で自らを食い荒らしていても、それに氣づけなければ止めることは出来ないのです。
まだ何も知らない子供に車を運転させる様なものです。
大きな力を得た時、それを適正に使うインテリジェンスが備わっていなければ、暴走することは避けられないことは想像に難くないと思います。
知識と智慧の両方を得なければ知識はただの知識でしかなく、知識をただ闇雲に詰め込むことは内側に混乱を招くことになります。
本当のことはとてもシンプル。
意識が拡大しジャッジを前提としたモノの見方を超えて物事をフラットに認識する様になると、どのお話も道筋が違うだけで究極的には同じことなのだということが明確にわかります。
能力開発ばかりに意識が向かう人は、その動機が一体何から来ているのかを一度よく見つめ直してみるといいと思います。
色々と素敵な動機があると思いますが、そこではなくてその裏側の奥にある本当の動機ですよ。
人から尊敬されたいとか、認められたいという様な想いを持つこと自体が問題なのではなく、そういう想いを持っていることを自分自身が認められないことが問題を生み出すのです。
どうして認められないのか、受け入れられないのか･･････そこを避けようとする意識状態では、能力を得たとしても適正に行使することは難しいでしょうね。
能力開発よりもまずは人間力、精神性を磨くことが大切です。
自分の心の中の綺麗だと思う部分も汚いと思う部分もどちらも等しく自分なので、どちらのことも同じ様に見つめて認めてあげていれば、心が殊更に歪んでゆくことはありません。
エゴに振り回されるレベルの精神性、そういう状態であることに氣づくことの出来ないレベルで能力開発を行うことは、本当に身を滅ぼしかねないですよ。
～with all of my heart～
Soul Creation Artist
眞穂乃 -MAHONO- (*^O^*)
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