心がクウォンタムジャンプ(量子的飛躍)を遂げる時
みんながそれぞれの正しいを持っているし、みんな自分が正しいのだと思っている。
けれど、自分の正しいと他人の正しいは違うのだということを念頭に置いておけば、見え方や相手への感じ方はまったく違ってくるはず。
自分は正しいことをしたのに・・・・・・と、いつまでも腹を立てたり、何度も何度も悔やんだりする時、自分の正しさを人に押し付けようとしているのかもしれないと氣づくといいですね。
誰もが自分を正当化しようとします。
自分のしていることが正しい!あの人は間違っている!・・・・・・と。
けれど、その人にはその人の正しいがあり、それを機軸に生きているから、正しいの押し付け合いではいつまで経っても対立構造は無くならない・・・・・・。
自分が正しいのに何故・・・・・・と思う時には、まるで自分のことを否定されたように感じる自分自身をよく見つめて、その時に感じた痛みをしっかりと感じてみてください。
何故なら、私たちは心の痛みに触れないように、無意識に外側のものを責めることで心の均衡を保っていたりするから。
外側の誰かのせいにしていれば、自分の心の痛みを、ドロドロとした感情を直視しなくても済むから。。。
けれども、そういう方法で心の痛みから逃れようとしても、逃れることにエネルギーを使うばかりで解放されることはないけれど、痛みから目を逸らさないで見つめてみたら、氣づくことがたくさんあるのです。
自分がいかに他人の責任にして、自分のことを蔑ろにしているかを知れば、自分自身にエネルギーが戻ってきます。
外側の誰かを責めていたら、自分自身のことを正当化していれば、触れられたくない所に触れないで済むから。。。
そうしていれば、確かに自分の中のクソ野郎な部分を見ないでいられるから。
周りの人たちに責任転嫁して、『あの人がこうだから悪いんだ』『自分は悪くない!』と思い続けているうちは、葛藤の渦から離れることは難しいでしょう。
その嫌な人は、自分の課題を投影してそういう表現をしてくれた人なのです。
つまりは、そういう役回りで自分の前に現れてくれた人です。
わざわざ憎まれ役となって。
自分が好きだと思う人には感謝するけれど、自分が嫌だと感じる人、不愉快の種を持ってくる人には感謝する氣持ちにはなれないかも知れない。
遭遇した時、嫌だという感情が溢れたり、イライラしたりするのを止めようと思わなくてもいいけれど。
その登場人物が自分の内側の投影として現れていることを念頭に置いて状況を俯瞰するようにしてゆくと、ただ感情の渦に巻き込まれ続けることから成長することができます。
そして、心が少し落ち着いたら『この状況が自分に伝えたいこと、氣づいてほしいことは何なのか?』という観点で起きている現象を見つめるようになると、氣づくことが格段に多くなってゆきます。
もし、自分ではどうしても見えない、わからない時には、信頼できる人に話してみたり相談してみる・・・・・・第三者に話してみるといいですよ。
その人から何らかのヒントや答えが帰ってくるかもしれないし、話す中で自分自身の内面で氣づきが起こることもあります。
ひとりで抱えて同じ所をグルグル(◎-◎;)していると、必要以上に深刻に考えてしまったりするものです。
自分自身のことを違う観点から見つめることは難しいことかもしれません。
違う人の違う観点から感じたことを伝え聞くことで、同じ思考のループから抜け出しやすくなります。
天は誰にも等しくたくさんのギフトを与えてくれています。
しかし、受け取り方は10人いれば10通り、100人いれば100通り、人それぞれです。
せっかく与えてくれているギフトがあったとしても、受け取ろうとしなければ、すべてを余すことなく受け取ることはできないのです。
人間の側がいいもの、悪いもの・・・・・・というように、ただ起こっている現象に名前をつけて仕分けをして、悪いというラベリングをしたものを受け取りたくないと受け取り拒否をしているのです。
つまり、状況として最悪だと感じることの中にも、そういうことの中にこそ、その人を成長させてくれるヒントがたくさん隠されているということです。
それを受け取ろうとしなければ、同じ状況をグルグルと繰り返してゆくだけなのです。
ピンチはチャンスなのです。
天はたくさんのギフトを与えているけれど、人間の側が自らの認識によって受け取りを拒否していることがたくさんあるのです。
受け取り拒否を止めて、自分の頭の中でいいこと、悪いこととラベリングしないですべてを体験したならば、体験の中に至福を感じ、すべての中に愛を発見するのです。
私たちは体験するために生まれてきています。
いい、悪いという区別をしないですべてを体験してゆくことで、自らの人生に与えられているギフトに氣づくようになるでしょう。
本当はこんなにも愛されているし、愛から離れたことがなかったことに氣づきます。
たとえどんな苦境であったとしても、そこからのクウォンタムジャンプ(量子的飛躍)を体験するために与えられている愛なのです。
苦境の最中にはそうは思えないかも知れないし、無理にそう思わなくてはいけないと自らにさらなる制限をかける必要はありません。
こうしなければならないということは何ひとつとしてないのですから。
しかし、今のこの状況が自分に与えてくれているのは愛だし、自分を害するために起こっているのではない、今はわからないけれどこの状況が与えてくれるギフトに氣づける時が必ず訪れるのだと信じる時、私たちの心は大きくクウォンタムジャンプ(量子的飛躍)を遂げるのです。
相対性の観点から自分自身のことを捉えている時には見えないことがたくさんあるけれど、すべては自らの内側に在るのだという観点から現象を見つめると、見えてくることがあります。
~with all of my heart~
Soul Creation Artist
眞穂乃 -MAHONO- (*^O^*)
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