六甲山神社~菊理媛命・顕界∞幽界の仲立ち~ 2018.04.28
朝、ゆっくりする予定にしてブログを書いていた所、急に『六甲山神社へ・・・・・・』という呼びかけ?がありました。
それを旦那さんに話したら、「六甲山神社と有間神社に行く必要があるみたい」と。
有間神社は3月頃だったと思うのですが、近くに用事があって行った時に旦那さんから「すぐ近くに有間神社という神社があるから行ってきたらいいよ」と教えて貰ったのでひとりで行ったのです。
しかし・・・・・・その時は散々で。
遅目のお一人様モーニングをしてから有間神社に向かったのですが、有間神社に到着すると雨が降ってきました。
そして、手水舎に到着した段階になって、モーニングをしていたお店にカバンを忘れて来ていることに氣づき・・・・・・
カバンごと忘れるなんてこれまでにないことでかなり動揺しつつ・・・・・・慌てて取りに戻り、再びお参りしようとしたら雨が本降りになってきてしまいました。
傘を持って行っていなかったため、本殿には何とかお参りできたものの、周りにある摂社にはご挨拶することができずにそのまま帰ったのです。
だから心を落ち着かせてもう一度ちゃんといらっしゃいってことなのかな???
よくわからないけれど、ともかく急いで用意して家を出発しました。
最初は六甲山神社へ。
かつて10年ほど前に無計画に六甲ケーブルから甲山まで縦走した時にお参りしたことがあり、それ以来なのでとても懐かしいです。
今調べると、六甲ケーブル山上駅から甲山までグーグルマップで検索してみると14.4キロありました。
山道の14.4キロはなかなかですよね(◎-◎;)
途中で磐座に立ち寄ったりして寄り道もかなりしていたので、実際に歩いた距離はもっとなんですよね・・・・・・よくやったな、当時の私。
六甲山神社 (むこやまじんじゃ)
住 所 西宮市越水字七ヶ村社家郷山六甲山
御祭神 菊理媛命(くくりひめのみこと/きくりひめのみこと)
六甲山神社は廣田神社の境外末社で、御祭神の菊理媛命にちなみ別名「白山の宮」、本殿の石祠は「石の宝殿」「六甲山石宝殿」と呼ばれ、廣田神社の奥宮ともいわれる神社です。
六甲ケーブル山上駅と甲山の道程のちょうど真ん中あたりに位置していますので、参拝目的ではないハイカーの方々も多く訪れる場所のようです。
今頃は歩くのにはちょうどよい季節ですね。
廣田神社に約2万株群生しているコバノミツバツツジはもう花の時期を終えましたが、こちらは今がちょうどお花の時期。
山の上なので、山桜も今が見頃で綺麗に咲いていました。
こちらが菊理媛命がお祀りされている本殿の石祠。
菊理媛命は古事記や日本書紀には登場せず、日本書紀の一書に一度だけ登場するのみの謎多き女神です。
そして登場されるのはイザナギノミコト、イザナミノミコトの黄泉の国でのエピソードの中なのです。
しかも、どういう方なのか、どういう出自かもまったく記されておらず、イザナギノミコトに何かを申し上げたとあるけれど、一体何を告げたのかもわからないという謎めき具合・・・・・・。
しかし、このことを知った時、生きているイザナギノミコトと既に死しているイザナミノミコトが接したタイミングに顕れていることから、菊理媛命は顕界(見える世界)と幽界(見えない世界)の橋渡し、括るお役割なのだとわかりました。
イザナギノミコト = 顕界 = 見える世界
イザナミノミコト = 幽界 = 見えない世界
菊理媛命 ⇒ 本来どちらもある世界、ひとつのものを括るお役割
そして、その時にわかったのは、私たちのサロンのコンセプトとしている【心と身体のつながりを紐解き、生命(いのち)輝く生き方を応援いたします】の心と身体も、心は幽界(見えない世界)で身体は顕界(見える世界)・・・・・・。
イザナギノミコト = 顕界 = 見える世界 = 陽 = 身体
イザナミノミコト = 幽界 = 見えない世界 = 陰 = 心・精神
私たちがやって来たこと、やろうとしていることは、菊理媛命のお役割とリンクしているのだということに氣づかされました。
それは・・・・・・菊理媛命の如く、物語の中では表面上に目に見えて活躍する登場人物ではないけれど、要となるもの・・・・・・。
旦那さんも私も、表で華々しく活躍するということではなく、淡々と己の為すことを為してゆければそれでいいと思う人間です。
そして昨今の時流を見つめると、表面上よいとされるものの実態が暴露される、メッキが剥がれ本性が見える、隠すことができない流れとなっていることがわかります。
これは、まさに菊理媛命の働きなのではないかと。
その他にも隠れた神、隠された神が顕れ、もう表裏の使い分けができない時代がはじまっていて、これまで隠されていた者たちが表に顕れ、表裏を使い分けていたものの本性が見えてくる時代の到来・・・・・・。
これまで見えない世界のことを食い物にして来た輩は、すべてが暴かれ秘匿することができないし、すべての人にこれまで自らがやって来たことへの決算の時が訪れる・・・・・・。
それは正直に自らに向き合って生きてきた人には怖ろしいことではありませんが、表裏を意識的、無意識的に使い分けてきた人にとってはとてつもなく怖ろしいことでしょう。
すべてのことがブラックボックスからクリアボックスへとメタモルフォーゼしてゆく過渡期。
否が応でも突きつけられる時代へと入ってゆく・・・・・・そういうイメージを受け取りました。
10年前に訪れた時はまだこうした形でお仕事をすることにはなっていなかったのですが、割とすぐ後に状況が動き、その様な方向へと向かってゆくことになり・・・・・・。
最初に訪れた当時は菊理媛命のことはお名前は知ってはいましたが、その程度でしたし、どういう方なのかも全然わかっていなかったのです。
この時は磐座を巡っていたので六甲山神社に計画して行ったのでもなく、たまたま通ったから行ったという行き当たりばったりで訪れていたのですが、それが実は行き当たりバッチリ☆でお逢いしていたのかもしれないですね。
旦那さんが一昨年位から白山に行きたいとずっと言っていて、私も行きたいとは思いつつも遠いしな・・・・・・と思っていましたが、行くタイミングが訪れるのかもしれません。
参拝した時にやって来たのは・・・・・・
その時々で心を決め腹を括ってきてはいるでしょう。
しかし今、本当に腹を据えて、腹を括る覚悟を持つこと。
厳しく感じるかもしれないが、これまで以上に意を決して現世(うつつのよ)のことにあたらねば、この先はないのだという位の覚悟を持て進め。
腹を括り、我を祓い、心を澄ませねばならぬ、これまで以上に意を決して。
個の意識ではなく、神の意識、視点で捉えること。
腹を据えて、括り、しなやかに軸を感じよ。
というメッセージでした。
あぁ・・・・・・そうですね、そうなんですよね・・・・・・。
まさにそのとおりなのです・・・・・・いつ死んでも悔いの残らない生き方。
阪神淡路大震災、母が病氣になって闘病していた時、東日本大震災・・・・・・それ以外にも色んなことがあったり災害が起こった時、考えさせられること。
日々肝に銘じているつもりだけど、日常が続くとその意識がどうしても緩むから、いつも忘れずに心してゆきなさいということなのだろうな・・・・・・と。
そのメッセージと対照的に、社務所からはラジオが大音量で流されているし、鳥居の前でおじさん(おじいさん?)3人がパンを食べていて・・・・・・このコントラストは一体・・・・・・ってなりました。
だけど、ここ1年位の間に周りがザワザワしていても影響されずに今ここに在る感覚を掴んでいたので、そういう状況であっても影響されずにメッセージを受け取ることができました。
たとえ周りがどうであっても、内側がとても平安で波立たない・・・・・・実際に体験することで確信が強まりました。
それを実際に体験させてくださったのかもしれないですね。
白山姫観音の前には広場みたいなスペースがあります。
ちょうどお昼の時間帯だったこともあり、私たちが参拝を終えて戻ってくると人がものすごく増えていて、お昼ご飯を食べている人もいました。
お参りをしてすぐに立ち去りました。
太陽の光がとても強く感じました。
実際、日差しがとても強かったです。
晴れていたので六甲山からの眺めはとてもよかったです。
六甲山神社の外にあった石の祠。
どなたがお祀りされているのかはわからず。
☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆
以前の瀬織津姫とのつながりを感じた時も、六甲ケーブル山上駅から甲山へと無計画に歩いたことからつながっていたのと同じく、菊理媛命とのつながり、導きが、実はそんな頃からあったのだと感じたことで、自分の人生のプロセスへの信頼感がさらに強くなりました。
どうして自分がこういうことになっているのか・・・・・・こういう方向に向かっているのかが、あまりわからないままに進んできた部分があるのですが、そのアンサーではないですが、今の私に必要なことを感じさせてくださるためにお呼びくださったのですね。
大いなる導きの力を感じることで、その答えを探そうとすることからいい加減離れて、さらに前へと進む必要があることに氣づかされました。
何故だかよくわからなかったけれど、お呼びくださったことを流さずに行ってよかったです。
とても愛されていることを感じ、理由のない幸福感に満たされていました。
~with all of my heart~
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