生命のすべてを悦び今を生きる
人は生まれた時から
死に向かって時を刻む
これは誰もが
等しく迎えること
私が母を亡くした時
病氣が発覚してから
肉体を離れるまで
５年の歳月が流れていた
５年という時間は
”死”が非常に近しい所に
あった時間だった
いつどうなるのか
わからない･･････
そういった中での
生命の感覚は
それまで感じたことのない
とてもリアルなものでした
私は５年間という時間
母と向き合うことができて
とても幸せだったと思います
魂は無限で
私たちは無限の可能性を
生きる存在ですが
人の死に触れる時
今世お借りしている
肉体については
有限であることを
想い出す･･････
だからこそ生命は
どこかもの悲しくも
あるけれど
有限であるが故に
儚く美しくもある
いつどこで
迎えが来るのかなど
誰にも解らない
私たちはその不都合な真実を
死を日常から遠ざけて
見ないようにしているに過ぎない
魂は無限ですが
今生の肉体は有限･･････
そのことを心して
何時の瞬間も
楽しみながらも
大切に真摯に生きようと
折に触れて想う
今の自分にできることは
この今を精一杯生きること
大きなことに対しても
小さなことに対しても
変わらず真摯に生きること
自分という
認識の中の幻想を超えて
真の喜びの中で生きること
約束してきた
大切な人たちと
今生出逢えた喜びを
感じて生きること
通り一遍の感謝
ということではなく
しなければならない
という感謝ではなく
心からの
感謝の念を感じて
生きること
苦しみも
悲しみも
寂しさも
喜びも
楽しさも
どんな感情も
大切な大切な体験なので
これまで体験してきた
それらを取り去ろうなどとは
思わない
すべてと共に生きてゆく
すべてを内包した上で
すべての事象に
光を感じてゆくこと
シンプルなことだけど
とても大切なこと
母が亡くなる少し前に
あることから教えられ
悟らせてくれたことを
今思います
人は死と直面することで
はじめて生きるということを
考えられる生き物なのでしょう
どう生きようと
それはその人の自由
宿命は変えられないが
運命は変えられるから･･････
だけど私は
これまでの体験
すべてと共に在り
悲しみからも
苦しみからも
逃れようとはしないで
どちらも抱きしめて
だけど
何にも捉われないで
生きるのです
母が与えてくれたこと
喜びも
悲しみも
痛みも
優しさも
すべてが愛おしく
大切で美しいのです
生命とは
その一部の肯定的な部分を
切り取って崇めるものではなく
美しさも穢れも
聖も悪も
すべてをありのままに
感じ体験することが
リアルを生きるということ
森羅万象に神は宿る
そこに人間が考えるような
分け隔ては一切ない
善い悪いはなく
ただ方向性の違いや
在り方の違いがあるだけ
誰かが何かが
悪いから
駄目だから
ということではない
ずっと長く
つながり続ける縁もあれば
ひと時の交わりの縁もある
そこには
善い悪いは一切ない
生命はただ
在りて在る･･････
ただそれだけのこと
～with all of my heart～
Soul Creation Artist
眞穂乃 -MAHONO- (*^O^*)
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