春分の日までに起こったカタルシス

 

 

 

 

 

今日、春分の日を迎えましたね。

 

その前からデトックス的なことが起こり続けてきました。

 

 

 

ちょうど伯母の四十九日の法要があり、四国に帰省していたこともありまして、そちら側のご先祖様の関係のデトックス・・・・・・大きな浄化がありました。

 

私の過去の体験の中にあった、既に許していると思っていたことに対して未だ残っていた思いの残滓が現れて、昇華されたりもしました。

 

それに関連した過去の母の、祖母の・・・・・・さらにはもっと以前の方々の思いが現れてきて解放されてゆきました・・・・・・。

 

 

 

自分は周りの人の役に立たなければ、存在してはいけないんだ・・・・・・という、小さな頃から抱えてきた強迫観念的な思いは、私のものでもあり、祖母のものでもありました。

 

 

 

元々は大会社の社長の娘として生まれた祖母は、母親のお産のために母の実家に一緒に帰省していました。

 

しかし、双子を身籠っていた母がお産の際に母子共に死亡し、祖母はどうしてか元の家には戻らないで自分の母親の実家にそのまま引き取られ、他の兄弟たちとは切り離されて育てられていました。

 

自分の他に兄弟姉妹がいたのですが、その人たちは当然、社長の子供な訳ですから、それぞれがいい暮らしをしていて、学校にも当然のように行かせて貰っていました。

 

しかし、祖母だけはただひとり母方の実家で散々働かされた末に、14歳で他所に奉公に出されていました。

 

 

 

自分ではどうしようもない人生の変節、他の兄弟姉妹たちは恵まれた環境で暮らしているというのに、どうして自分だけこの様に不遇な人生を歩まねばならなかったのか・・・・・・どうして・・・・・・どうして・・・・・・

 

祖母は考えても答えのない答えを、いつも心に問い続けていたのだろうと思います。

 

それを思えばとても苦しく悲しく切なく・・・・・・だから、感情に蓋をすることになりました。

 

笑顔でいい人として振る舞い、悲しみや苦しみ、切なさをずっと押し隠し続けていました。

 

自分は誰からも愛されない、何か役に立たなければ存在する価値が見出せない・・・・・・だから、必要以上に人の役に立つこと、貢献すること、存在を認められることに固執する思いがあったのだと思います。

 

 

 

外面的には祖母も母も負の感情を見せないで、いつも笑って生きていました。

 

人にはとても親切で、とてもやさしい人でした。

 

けれどもそれは、本当に感情を昇華できていてそうしているのではなく、凄まじいまでの意志の力で負の感情を封じ込め続けていたのでした・・・・・・。

 

いい加減、解放してきたと思っていたのですが、根本の大きな杭が残っていたようで、その封印を解き放つ時がようやく来たのでしょうね。

 

 

 

かつて、先祖のことについて調べている時に、祖母の出生の件について、また元の実家のことなどを教えてくれたのは亡くなった伯母だったのですが、どうしてそうなったのかの細かなことはわかりませんでした。

 

伯母の四十九日法要から帰った後、ある瞬間に祖母の思いが昇華されていなかったことがわかりました。

 

ようやくつながった・・・・・・というのが一番近いかなと思います。

 

私が子供の頃から抱えていた『自分ばかりどうしてこんな不遇な目に遭うのか・・・・・・』という感情にどうしてそこまで引き摺られていたのかの理由がようやくわかりました。

 

それは、私の感情でもあり、祖母の想いでもありました。 

 

祖母の悲しみ、苦しみ、痛み・・・・・・人生を通じて感じてきた様々なチャージが私を通してやってきました。

 

そして、どうしてそうなったのか、真の理由もその時にわかりました・・・・・・。

 

それらが解り昇華されてゆくと、祖母と私との間に架されていた見えざる足枷が外れたかのように、とてもとても軽くなりました・・・・・・。

 

 

 

私は大体において、ファミリーカルマを昇華する役割を担って生まれてきているのだと、最初にお世話になったお寺の住職にも言われていました。

 

これまでの人生を見つめ直してみても、私の人生のプロセスにはファミリーカルマの解放が非常に深く関連しているのです。

 

ですが、今回のこの解放により非常に大きな節目を迎えているようにも思います。

 

 

 

何というのか・・・・・・今回の体験を通じて、言葉にするのは難しいですが、本当にあなたは私、私はあなたなのだな・・・・・・と感じました。

 

DNAに蓄積されてきた様々な情報の蓄積を昇華の機会は最高最善のタイミングに訪れるようになっていて、それは自分自身ではわからないけれど、ディバインセルフ(神聖次元の自己)にはすべて解っているのだな・・・・・・ということも今回、実感としてわかりました。

 

すべてのことが無ければ、今の自分は無くて、それは広大なタペストリーの縦糸と横糸が絶妙に織り込まれて重なっているようなものなのだな・・・・・・と感じました。

 

だから今回、起こってきたすべてのことを改めて肯定することができました。

 

本当にすべてが最高最善だったんだな・・・・・・って、そう思ったのです。

 

時を越えて、祖母の感情のチャージが解放され、同時に私自身の可能性を縛っていた足枷が解かれ・・・・・・これらのことは、すべて時を越えた共同作業だったのだな・・・・・・って感じたのです。

 

本当によくわからないけれど、すごいな!って、そう思ったのです。

 

 

 

 

自分自身のプロセスと共に、クライアント様に起こっていることに対しても対応したり・・・・・・そういうこともありまして、ここ2日ほどは体力的にも結構キツイ状況にありました。

 

今はようやく元に戻りましたが、本当に大浄化の末に春分の日を迎えることになりました。

 

 

 

何だか色々ありまして、ここに記していることはほんの一端で、そのすべてをうまくは書けませんが・・・・・・自分の中の何かが大きく変容していることは確かなことのようです。 

 

 

 

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~with all of my heart~ 

 

Soul Creation Artist

眞穂乃 -MAHONO- (*^O^*)

 

 

 

 

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