インド ONENESS UNIVERSITY 『現象と賜り物』コース&インド旅行記⑫

 

 

 

 

眞穂乃のブログにお越しくださり、
ありがとうございます✨💖✨

 

 

 

最後に立ち寄った

ショッピングモールで

素敵なお店と素敵な人と出逢い、

私たちの氣分は上々のまま

空港へと向かいました。

 

時間もまだあるし・・・

そう思いながらタクシーに乗っていたら、

空港が見える道の所で急に停車しました。

 

私たちは同じタクシーではなく

2台に2人ずつ乗って移動していました。

 

両方の車が停まったのです。

 

???

どうしてここで停まるのかが

全然わからなかったので、

運転手さんに聞くと、

今日1日の車のチャーター代を

今払えと言っているのは

わかりました。

 

ですが、

今日のタクシーチャーター代金は

オーガナーザー経由で既に

タクシー会社の代表に支払って

いたのです。

 

しかし、

ここが語学力がない悲しさ、

限界で・・・

内容を伝えようとするのですが、

運転手さんは貰えると思っていた

ものが今貰えないということは

何となく理解できたようで・・・

 

どんどんとエキサイトしてきて

英語が早口になってくるし・・・

 

落ち着いて!!!

ゆっくり話して!と言うのだけど、

埒があかない状態で・・・

特に私たちの方の運転手さんは

少し若い人だったので、

余計にエキサイトしていました。

 

もう一台の車の最年少の子が

私よりコミュニケーション力が

あるからと彼女の方の車に行き、

そちらの車の運転手さんに

今の状況とお金の状況を説明して

運転手さんたちに何とか納得して

もらえるように伝えてもらいました。

 

  • 今日のチャーター代金は既に支払済であること
  • チャーター代金は私たちのコースをオーガナイズした人を介してあなたたちのリーダーに支払われていること
  • あなたたちのリーダーに連絡を取って確認をしてほしい

 

概ねこういう内容を

伝えて確認していただいて、

最終的にようやく

こちらの言っていることが

間違っていなかったことを

受け入れて貰えたのですが・・・

この間がなかなか大変でした。

 

こんな行き違いになるのなら

私たちが直接支払うようにして

いた方がよかったのかもしれません。

 

 

 

話がついてチェンナイ空港まで

ようやくやって来ました。

 

空港に到着した時、

旦那さんの鞄に付けていた

お守りの木彫りの蛙が

いつの間にか無くなっていました。

 

・・・身代わり???

 

これから起こることを

暗示しているかのような・・・

 

 

 

それでもこの時点では

まだ時間に余裕はありました。

 

航空会社の手続きだけは

先に済ませておき、

ちょっとお茶でもしようと思い、

空港の入った所にあるカフェで

お茶していました。

 

・・・どこか氣が抜けていたのか、

ちょっとのんびりし過ぎてしまい、

チェックインが遅くなりました。

 

並んで待っていたのですが、

チェックが厳重なためなのか

なかなか列が進みません。

 

ようやく順番がやって来た時には

出発時刻が迫っていました。

 

荷物をX線チェックに入れて、

女性のボディーチェックをする

専用ボックスに入って

ボディーチェックを済ませ、

手荷物を受け取りました。

 

すると、

どうしてか4人組の内の

ひとりの女の子(Sちゃん)

とうちの旦那さんが

空港の人に連れて行かれました。

 

その時、

私たちにはどうしてなのかは

まったくわからないまま、

何も説明されないまま

ふたりと引き離されました。

 

残された

最年少の女性(Tちゃん)

と私は

タイ航空の人に促されながら

訳もわからないまま

走れと促されるがままに走り、

飛行機まで連れて行かれました。

 

何が起こっているんだろう?

 

ともかく飛行機に乗り込み、

席に着いて待っていました。

 

まだ来てないのに・・・

出発したらどうなるんだろう?

 

お金は私が管理しているから

旦那さんはお金まったく持って

いないのに・・・

 

考えてもわからないので、

ともかく無事に飛行機に乗って

一緒に帰ることをだけをひたすら

考えていました。

 

 

 

その時、

連行されたふたりに一体何が

起こっていたのかというと、

スーツケースの荷物の中に

何やら不審な影が写っている

ということで、

荷物の中身を確認をするために

連行されていました。

 

実は荷物が引っかかっていたのは

私たち夫婦ではなく、

一緒のふたり・・・

SちゃんとTちゃんの荷物でした。

 

しかし、

航空会社に荷物を預けた時、

一番最初に手続きをしたのが

うちの旦那さんで

私は本来は次に手続きをする

筈だったのですが、

パスポートを奥に仕舞っていた

ためモタモタしていて、

その間に連行されたSちゃんが

手続きをしていたらしいのです。

 

タイ航空の規定なのか、

航空会社全体の規定なのか、

その辺りはよくわかりませんが・・・

 

一番最初に手続きした人が

そのグループのリーダー、

次に手続きをした人が荷物係・・・

という割り振りになるのだそうです。

 

それでグループのリーダーと

荷物係のふたりが連れて行かれた

ということでした。

 

本当順当に手続きをしていたら

旦那さんと私が

連れて行かれる筈だったのが、

旦那さんとSちゃんが

連れて行かれたのでした。

 

もし、私が荷物係となっていて

連れて行かれていたとしたら・・・

引っかかっているのはSちゃんと

Tちゃんの荷物な訳で・・・

私が行くことになったとしても

Sちゃんのスーツケースの鍵が

無いので開けられなかったと

思います。

 

結局、

鍵を持っていない私ではなく

Sちゃんが行くことになって

それはそれでよかったのです。

 

しかし、

旦那さんはリーダーということで

連れて行かれてはいますが、

引っかかっている荷物は

最年少の女性Tちゃんの荷物な訳で・・・

 

どうしてそんな変てこなルール

なのかよくわかりませんが、

ともかく旦那さんは

自分の荷物ではない・・・

しかも女性のスーツケースを

開けてチェックさせられる・・・

という非常に厳しい局面に

晒されていたのでした。

 

もし旦那さんが

最年少のTちゃんの荷物を

チェックしようとしたとしても

鍵がかかっていたとしたら

どうすることも出来ません。

 

実はTちゃんは

海外旅行なのに国内用の

とても小さなスーツケースで

来ていたのでした。

 

ファスナーの所に鍵をさす

穴が空いていて南京錠みたいな

鍵を差し込んで鍵をしっかり

かけられるようにはなっている

構造なんですが、

その鍵すら付けずに

インドまで来ていたのです。

 

行きの時に

もう海外をなめ過ぎだよねぇ~

ってみんなで笑っていたのですが、

鍵がかかっていなかったお蔭で

すぐに確認が出来たのです。

 

・・・何が幸いするのかわからないものです。

 

海外用のスーツケースを

買おうと思って売り場にまで

行ったそうなのですが、

今回はいいかな・・・と、

なぜかはわからないけど

そう思ったのだそうです。

 

そのお蔭でスーツケースの中身を

すぐに確認することが出来たのが

不幸中の幸いでした。

 

一方のSチャンのスーツケースは、

鍵を開けて自分でファスナーを

開けようとしたら、

向こうの職員?の人が

かなり強引にガバーーーッと

押し広げて開けたため、

片方のファスナーが壊れてしまい、

TSAロックをかける所で留める

ことが出来ない状態になって

しまったそうです。

 

仕方がないので、

壊れていない方のファスナーで

無理やりファスナーを閉めて

鍵をかけないまま帰国することに

なりました。

 

中の荷物はぐちゃぐちゃだし、

スーツケースは壊れるし・・・

最後の最後にこんなことが

待っているなんて・・・

後で話を聞いて驚くばかりでした。

 

 

 

一方の飛行機に先に乗っていた

Tちゃんと私は別々の席だったので

別に座っていました。

 

そしたら急に

キャビンアテンダントさんが

私を呼びにいらして、

『足元の広い席に移ってください』

とおっしゃったのです。

 

驚きながら促される方に向かうと、

Tちゃんが座っていました。

 

聞くと

元は別の席だったらしいのですが、

フライトアテンダントの方がいらして

 

『足元が自由な席が空いているので

あなたの自由に使ってください』

 

と言われて、

前が壁で足元が広い3列の席に

移動したのだそうです。

 

しかも3列の残り2席も

自由に使っていいと言うので、

友達を呼んでもいいですか?

と聞くとOKだったので

私を呼んでくれたらしいのです。

 

どうして彼女に特別にと

その3列席が提供されたのか・・・

理由は全然わかりませんでした。

 

私たちは訳もわからないまま

移動した席でふたりが無事に

搭乗することを祈りました。

 

一体何がどうなっているのか

まったくわかりませんでした。

 

出発時刻を過ぎてもふたりは

まだ来ませんでした。

 

でも飛行機も出ませんでした。

 

祈りながら待つこと10分・・・

ようやくふたりが搭乗して来ました。

 

どうしてそうなったのか?

と聞きたかったけれど、

ともかく座らないと出発出来ないので、

私たち夫婦が座る筈だった席に

旦那さんとSちゃんが座りました。

 

 

 

タイでのトランジットの時に

すべての顛末を聞きました。 

 

色んなことが幸いして

何とか事なきを得た感じだよね・・・

と話していたのですが、

Sちゃんのスーツケースが

人為的要因で壊れてしまったことは 

どうにもならなかったよね・・・

帰国したら保険の手続きをしようと

話して帰国の途につきました。

 

 

 

関西国際空港に到着し、

入国手続きを済ませて

荷物を受け取りに

ターンテーブルまで来ました。 

 

スーツケースが来たら

真っ先に確認して

破損の保証申請手続きに

行こうと話していたので、

Sちゃんのスーツケースを

見つけてすぐにファスナーを

確認しました。

 

すると・・・

確かに壊れていた筈のファスナーが

まったく壊れていなかったのです!

 

しかも、

ファスナー付近が今までよりも

美しくなっていたのだそうです。

 

私自身は壊れた時の状況や状態は

見ていないのでわかりませんが、

旦那さんは一緒に一部始終を見て

知っていますから、

本当に驚いていました。

 

最悪なことが起こったと

思っていたことが、

実はこういう形での

恩寵の先触れだったとは・・・・・・・・・

 

今回の旅では

参加した『恩寵と賜り物』

というコースになぞらってか、

本当に色んな場面で恩寵を

見せていただきました。

 

しかし、

最後の最後になって

こんな形で物理的な破損を

修復するという奇蹟を

見せてくださるなんて・・・

何て素晴らしい恩寵に

満ちているんだろう・・・

 

それはまるで

この旅を象徴するかのような

出来事でした。

 

 

 

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こうして私たちの

短いような長いような不思議な

インドへの旅は終わりました。

 

帰って来てから約1ヶ月が

経とうとしていますが、 

すごく懐かしい・・・

ずっと昔のことのような、

それでいて昨日のような

不思議な感覚の中にいます。

 

 

 

何かが大きくゴロッと変わった・・・

というようなドラマティックな

変化ではありませんが、

穏やかな変化を感じています。

 

帰国後にお逢いした方には

変わっているとは言われます。

 

自分の内側の平安と揺るぎなさ、

外側に放つエネルギーは比例しますが、

内面がとても穏やかで平安、

そして揺るぎがなくなっているので、

外側へ放つエネルギーも自然と

変容していると思います。

 

内面の平安(INNER PEACE)

の感覚がさらに一層穏やかに

強くなっています。

 

それは、

聖なる部屋の中で言われた

テンプルからのメッセージ

 

【家の内でも外側でも幸せな人でいてください】

 

と密接にリンクしていると

感じています。 

 

 

 

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インド ONENESS UNIVERSITY 『現象と賜り物』コース&インド旅行記 

おわり

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

Soul Creation Artist

眞穂乃 -MAHONO- (*^О^*)